お葬式を終えて 【 仏教の場合 】
ここでは仏教の一般的な例をご紹介します。
地域、宗派などによって異なる場合がありますのでご注意ください。
地域、宗派などによって異なる場合がありますのでご注意ください。
- 【ご葬儀の当日または翌日】
- 寺院・ご近所・お世話になった方・会社・目上の人に挨拶をします。
- 【最近は当日返しも】
- 供花・供物などをいただいた方、弔電をいただいた方、香典を書留でいただいた方に 早めに礼状を出します。
香典返しには即日返しと 忌明け返しとがあります。備後地区では忌明け返しに半返しが多いようです。 - 【忌明け返し】
- 忌明けに香典の額の半分くらいの品物をお返しします。
- ●選ぶ品物は、消耗品が良いとされ海苔やお茶、砂糖、シーツ、タオル、石鹸などの日用品が多いようです。
- 【四九日忌までに】
- 本位牌を納める仏壇が必要になります。新たに購入する際は、仏壇を購入して開眼供養をいたします。
- ●住宅事情などにより、従来のお仏壇は置くスペースがない方には、家具の上に置けるような小型のお仏壇もあります。
- 【お早めに】
- 墓石は、一般的に四九日、百ケ日、一周忌、春秋の彼岸、盆、祥月命日に建立することが多いようです。
- ●いつお墓を建てるかは、人それぞれですが、ちょうどご親族が集まりやすい時期に完成するようにすれば、皆様でお墓の完成を祝うことができます。
- 【お墓がある場合は、四十九日忌法要の際に納骨供養も行うことが多いようです】
- 戒名(法名)の彫刻は、納骨までに済ませるのが一般的です。石材店には早めに手配しましょう。
- ●お墓が未完成の場合は、法要後、お墓を求めた寺院や霊園の納骨堂に遺骨を預け、百ヶ日忌や一周忌の法要に合わせて、納骨されることが多いようです。
- 【四十九日忌法要】
- 四十九日忌には霊が家を離れるとされ、成仏を願い、近親者、親友・知人、僧侶を招いて忌明けの法要を営みます。
- 【四十九日忌法要のあと】
- 忌明けの挨拶状を出し、必要に応じて香典返しを贈ります。できればこの日までにお仏壇を用意して、以後毎日お参りをすることになります。
- 【一年後】
- ご僧侶を招いて、翌年の祥月命日に法要を営みます。
- 【二年後】
- 亡くなった年を入れて3年目の祥月命日に法要を営みます。
- 【六年後】
- 亡くなった年を入れて数えるので七回忌は6年後になります。
- ●何回忌まで法要を行うのでしょうか?
- 一般には故人を偲んでの法要は三十三回忌くらいまでで終わりにすることが多いようです。
本葬儀のあとも、お位牌、お仏壇、墓石など手配で忙しくなります。